ブログ

赤ちゃんファースト・ベビーシッター・ギン

NHK.BSプレミアムドラマ「ベビーシッター・ギン」が始まりました。

大野拓郎さん演じるベビーシッター・ギンは、男性であるにもかかわらず母性愛にあふれ、英国ナニー協会認定のプロのベビーシッターです。

メアリー・ポピンズのようなコスチュームで高らかに赤ちゃんへの愛を歌う、直球すぎるギンさん。

久しく、こんなにストレートに子育てを賛歌するドラマがみられなかったので、私としては、

「そうそう!赤ちゃんって無茶苦茶かわいいし、子育てって大変だけどすごくおもしろい!」

と、第1回目からファンになってしまいました。

 

第一話は、トンチンカンな自称イクメンの、赤ちゃんとお母さんに対する理解の無さ。

その中で、初めての育児に戸惑いながらも懸命に赤ちゃんの面倒を見るお母さん。

何をしても赤ちゃんが泣き止まなくて途方に暮れ、自分こそ泣きたくなっているのに、それでも赤ちゃんにミルクを飲ませたり、おむつを替えたり、自分の食事など満足に摂れない、そんな毎日を送るお母さんのお話。

 

見ていると私自身の子育てを思い出して、

「もう、どうしたらいいの!?」

とやり切れない気持ちになってしまいました。

 

30年前ということを考えると、かなり育児に協力的だった夫ですが、それでも長男のアトピーがひどかった時は辛い時期でした。

赤くただれた皮膚を見ると、私が泣きたくなってしまうし、抱いていないと寝てくれないときは、諦めてずうっと抱っこしていたのです。

そんな時でも、長男が笑うともう有頂天になってしまうぐらいの可愛らしさで(客観的にみるとごく普通の可愛らしさでしたが)、寝不足も、自分のぼさぼさ頭も、散らかった部屋も、ありあわせの食事のこともどこかに吹っ飛び、これ以上の幸せはないというほど幸せになりました。

赤ちゃんの笑顔にはそれほどの力があるのです。

 

このところ育児界では、ベビーカー論争、マタニティー・ブルー、虐待、待機児童の問題など、どちらかといえばネガティブな話題が前面に出ていた感がありましたので、

「赤ちゃん可愛いでしょ」

「育児って面白い」

とキッパリ断言してくれるギンさん、頼もしくてかっこいい。

 

赤ちゃんを見かけたら、ニコッと笑いかけるとか、それだけでも世界が変わると思うし、お母さんの気持ちも軽くなると思います。

男性も女性も、若い方も高齢の方も、心の封印を解いて、おかしな忖度は置いておいて、「赤ちゃん、可愛いですね」って表現しましょう。