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子どもとの約束

「約束を守らなきゃダメ!」

って、子どもたちに言ったことがない人はいないと思います。
もう人間として最低限必要不可欠な要素!
と、声を大にして子どもたちに向かって断言しない大人はいません。
それを聞いて、子どもたちは健気に約束を守ろうとしています。
忘れっぽかったり、時間感覚がイマイチだったり、初めから聞いていなかったりすることもありますが、全体として子どもたちは親の期待に応えようと努めているように感じます。
何と言っても大人あっての子どもなのですから。
さて、翻って自分自身を観察してみると、どうも大人は子どもたちを軽んじているように思います。
子どもだからと見くびっているというか。
子どもが駄々をこねていると、
「じゃあ、日曜日の遊園地は無しだ!」
ということはよくありますね。
それを聞いて益々話がこじれ、泣いたり叫んだり、収集がつかなくなることも。
大人の考えでは、良い子だったら約束を守るけれど、悪い子との約束は守る必要がない、というところでしょうか。
これって、フェアなことなんでしょうか?
元々の約束と別のことをごっちゃにしているのでは?
もちろん、躾ということもありますから一概には言えませんが、割と簡単に自分の都合で子どもとの約束を反故にしてはいないでしょうか。
先日、帰り道で見かけたお母さんと男の子。
男の子は年長さんぐらい。
公文の教室の前でお迎えのお母さんを待っていました。
自転車はあるのですがお母さんがいないので、男の子はパニックになってしまいました。
6,7分でお母さんが来たのですが、余程不安だったらしく、男の子のパニックは収まりません。
顔を真っ赤にして、
「どうしていなかったの!!」
を繰り返し、お母さんにくってかかりました。
「ごめん、ちょっと遅れただけだよ。」
と軽くいなすお母さん。
結局男の子の不安からきた怒りは収まらず、お母さんも怒りだしてしまいました。
お母さんからすれば、ちょっとぐらいの遅れは何てことないと思うのでしょうが、体も大きく、話もできる男の子でも、一人置き去りにされたような不安でいっぱいだったのだろうと思います。
たぶん私たち大人は、子どもだったころの不安や寂しさを忘れてしまったのでしょう。
あまり過保護にする必要はありませんが、子どものころの気持ちを思い出すべきかもしれません。
子どもたちに「約束を守りなさい」と言う限り、たとえ数分でも、約束の時間を守らなかったことは、子どもに対して真剣に謝らなければなりません。
ここはどんなに小さな子どもに対しても真剣になることが大切です。
真剣に接していれば、どんな小さな子どもにも伝わります。
大人は子どもに対してアドバンテージがあるのですから、余裕を持って接したいものですね。

長男が小さかった頃。