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カスタム幌

東京乳母車では世界で一つだけの幌をお作りしています。

ご希望の生地をお持ちいただければ、フリルの付いた幌でもシンプルなリングタイプの幌も、また特別なデザインの幌も可能です。

 

最近、プスプスをお持ちの方で2つ目の幌をカスタム幌でオーダー頂くケースが増えています。

おばあさまから譲られたワンピースを使って幌にしたり、無地とチェックで2枚重ねにしたり、フリルの部分をレースにしたり、縁取りを付けたり、それぞれに仕上がりの楽しみな幌ばかりです。

 

2番目のお子さまが生まれたら、お友達からプスプスを譲られたら、新しい赤ちゃんのために新しい幌を用意してあげてはいかがでしょう。きっと大人になってからも良い思い出として心に残るはず。

大切に育てられたという感覚は一生の宝ものです。

 

私が子どもを育てていた時に使っていたのは昔のタイプの乳母車でしたので幌は付いていませんでした。

でも乳母車と幌は私の中でなんとなくセットになっていたので、自分で幌を作ることにしました。

作るといってもきちんとした型紙などなくて、針金ハンガーを適当に曲げて芯にして、立体裁断もどきのやり方で生地を裁断して手縫いでなんとか形にしたというもの。

生地はあまり着ていなかったワンピースから。ホワイトとネイビーのギンガムチェックでした。

引っ張りひもはバスケットの縁に巻き付けておしまいです。

このぶきっちょな幌がその後プスプスの幌の元になろうとは当時は全く想像もしていませんでした。

 

こんないい加減な幌でしたが遠目にはそれなりに見えたようで、すれ違う人たちから可愛い可愛いと褒められて気分よく散歩していたのです。

その頃まだ1歳にならないぐらいの長男も小さい手で幌をさわって、ぽんぽんしながら「これおかあさんが作ったんだよ」というようにしていて、親としては最高に幸せでした。私が針金ハンガーを曲げたり生地を広げたり悪戦苦闘しているところをちゃんと見ていたのですね。

私たちの住むマンションはとても狭く贅沢な家具もなかったのですが、乳母車と無理やり置いた小さなジャングルジムが毎日を楽しくしてくれました。

 

さて、現在東京乳母車ではたくさんの幌をご用意していますが、基本的に私がいいなあと思う生地、私もこういう幌を使いたかった!という生地を選んでいます。いわば私の夢の幌なのですが、それはどうしても自分がいいと思えないようなものをお勧めすることができないからなのです。

もちろん私の知らない生地もありますから、素適な生地をご存知でしたらどうぞお教えください。

2枚仕立ての幌。可愛いですね。