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リサイクル & リユース

8日の月曜日、群馬県前橋市にある(株)ナカダイさんの「第8回産廃サミット・廃棄物にしないプロジェクト展」に行ってきました。

http://www.nakadai.co.jp/

なぜ寒い朝に早起きして出かけたかというと、2012年に渋谷ヒカリエが開業した時、オープニングを飾る展示にナカダイさんのブースがあり、たまたま入ってその内容に衝撃を受け、ヒカリエの中で1番面白い!と思ったからです

何しろなんだかわからないけれど綺麗だったり、ビーズみたいだったり、やたら重い金属の何かだったり、バービー人形の髪の毛のようなきれいな糸?で素材は見当もつかないものだったり、使い道はすぐには思いつかないけれど欲しくなるようなビンだったり、それが全部量り売りだというではないですか!

ここで「何か作りたい病」を発症した私は、強化ガラスの破片という、ちょっと矛盾してるような存在ですが、キラキラしてポロポロ小さくなるガラスの破片を買いました。

何が作りたいのか、その時は分からなかったのですが、大満足して帰ったことを覚えています。

その後このガラスの破片は、金属のワイヤーで固定してクリスマスのオーナメントになりました。

 

そして今年の2月にGOOD DESIGN Marunouchi で行われたトークイベント

【 Open A 馬場正尊 × ナカダイ 中台澄之 トークイベント】
「THROWBACKは新たな流通プラットフォームになるのか?」を聞きました。

私は素朴にも、日本はリサイクルの優等生だね、思っていたのが、これを聞いてにわかに疑問を持ち始めましたので、見学に行かなくちゃ!と思ったのです。

ナカダイさんは廃棄物業者としてあらゆるものを扱ってきた経験から、従来の廃棄物業の枠を超えて、単に廃棄するのでなく、モノの再利用や廃棄されたものをマテリアルとして提供し新たな価値を加えることを進めています。

実際に現場の作業を見学し、プラごみがプラスチックの原料として再利用されるようにする工程を見せてくれたのですが、ほぼ新品のようにきれいなプラごみしか原料にはならないこと、ほとんどの家庭ごみは木屑などと混ぜてペレットにしていることなど、日本のリサイクル率について考えさせられました。

今までプラごみはほとんどリサイクルされてプラスチックの原料になっていると信じていたのですが、多くは中国やアジア諸国に輸出されていた、つまり押し付けていたようなことだったのですね。

現地では、汚れの付いたプラごみはそのまま放置され、それが道路にあふれ、川に流れ、ひいては海に達し、海岸を汚し、海洋生物の生存に深刻な影響を与えていることはご存知の通り。

アメリカやヨーロッパのプラごみもやはりアフリカやアジアに行っていたので、海を流れるプラごみのニュースは世界中で問題になっています。

スターバックスのロゴの入ったプラごみ、あらゆるロゴの入ったプラごみが海に浮かんでいるのですからもう犯人は明らかで、これには私たち一般消費者も関係しているのです。

ナカダイさんによると、日本ではペレットにして火力発電所の燃料や工場の燃料にするものが多く、欧米では埋め立てる方が多いとのことですが、燃やしてしまうとCO2を発生させてしまうので、地球温暖化の見地からみると、このやり方は変えなければならなくなるのかもしれません。

私たちの便利な生活がものを増やし続けていることは明らかです。

 

SDGs持続可能な社会の実現は可能なのでしょうか?

 

さて、昨日FACTFULNESS という本を購入しました。

「10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣」

これ、とても興味深く面白い本です。

読んでいてかなり安心しました。

世界は少しずつ良くなっている、と思えるからです。

 

廃棄物だってナカダイさんの取り組みは注目を集めていて、これからの方向を探り、実践し、発信することで廃棄物が廃棄物でなくなるかもしれません。

それには時間がかかるでしょうが、地道な歩みこそ世界を変えることができると教えてくれます。

 

私たち東京乳母車のプスプスも、1台のプスプスが2家族、時には3家族に渡って使われています。

ナカダイさん曰く、最終的にごみとして廃棄されるまでの時間をいかに長くするか、そのためのリサイクル・リユースなのです。

プスプスはリユースして長く使い、廃棄されるまでの時間が長いものです。

粗大ごみにならないものを、という当初の思いが形になり、金属部分は金属としてリサイクルでき、それは何年たったものでも可能です。

バスケットと木のハンドル、敷きマットなどは自然素材です。

タイヤとジョイントだけはプラスチック部品ですので、この部分だけは廃棄です。

 

企業としてはある程度壊れやすいものを作り、どんどん新品を買っていただく方がいいのですが、どうも私たちの勿体ない本能が勝って、丈夫で長持ちスタイルになっています。

 

但しどなたかに譲られたプスプスをお使いの方にはメンテナンスをお勧めします。

不具合がないかどうか点検し、早めに修理したり、部品を交換したりして安全にお使いいただくためです。

また、新しく生まれた赤ちゃんのために、清潔な敷きマットや幌をご用意されることも大切です。

 

東京乳母車では、お使いになったプスプスを回収してリユースできるようにしています。

お孫さんのために保管されている方以外でプスプスを使わなくなった方は、どうぞ弊社までお送りください。修理したりクリーニングしたりしてピカピカになったら新しい赤ちゃんにお届けします。

 

プスプスの送り先はこちら。

〒182-0016 東京都調布市佐須町4-34-6

042-499-2071