大切にしている4つのこと
私たちが30年間、お客様からのフィードバックを受けて製品を磨き、考え続けて、大切にしている4つのことについてお話します。
1. 赤ちゃんが快適であること
“赤ちゃんにとって居心地がいい”ということが、一番大切だと考えています。
乳母車はベルトの締め付けなどもなく、赤ちゃんのストレスもありません。
居心地のよさで右に出るものはないでしょう。
広々としたバスケット
赤ちゃんの「動きたい」という気持ちのままに、
自由に動き回ることができるスペースが魅力です。
寝返りやハイハイはもちろん、フェンスをつければつかまり立ちも。
4ヵ月くらいまでなら、2人並んで寝ることもできます。
フラットな底で、寝心地も抜群
乳母車のバスケットは底がフラットなので、しっかり横になることができます。
赤ちゃんに負担がかからず、眠りを妨げません。外出先で寝てしまっても、
「車輪カバー」をすれば、赤ちゃんを起こすことなく、そのままお部屋の中へ入れます。
ちいさな子ども部屋のように
室内でも赤ちゃんが安心できる居場所として大活躍します。
赤ちゃんにとっては動く子ども部屋。
いつでも好きなものに囲まれて、ママの近くで遊んでいられるからご機嫌です。
2. ママとパパにとって便利であること
お買い物の荷物もたくさん乗せられて、
ママやパパにとっても乳母車ならではの使いやすさがあります。
バウンサーとして・ベビーベッドとしてetc.など、お部屋での活用方法もさまざま。
一台で何役もこなす、他にはない魅力がたくさん詰まっています。
生まれてすぐから3歳頃まで使えます
新生児から3歳ごろまで使っていただけるため、ベビーカーのA型・B型のように、年齢にあわせて買い替える必要がありません。
乳母車1台で赤ちゃんの成長を見守ることができます。
別売りの「安全フェンス」を取り付ければ、つかまり立ちすることもでき、バランス感覚も養われます。
ベビーベッドやバウンサー代わりにも
自由な用途で使っていただける乳母車は、
ベビーベッドやクーファン、バウンサーの代わりとしても活躍。
一台で何役もこなすため、結果的に省スペースになり、経済的にもいいといえるでしょう。
改札も家の扉も、らくらく通れます
大きさを心配される声がある乳母車ですが、
実は、駅の自動改札や家のドアを難なく通れるサイズです(最大幅52cm)。
バスケットを台車から取り外すこともできるので、用途にあわせて使い分けられ、車の荷台に積むこともできます。
3. コミュニケーションが生まれること
赤ちゃんの成長に大切な、人とのコミュニケーション。
乳母車なら、押しているママやパパとはもちろん、道行く人たちとも笑顔のやりとりがたくさん生まれます。
いつでもママとパパの顔が見えるから
視界が遮られてしまうベビーカーとは違い、
乳母車は全方向への視界が開けているので、
赤ちゃんは、いつでも大好きなママの姿が見えて安心できます。
ママも赤ちゃんが何を見ているのかがわかり、嬉しそうな表情や好奇心いっぱいのお顔を見逃すこともありません。
赤ちゃんの笑顔が元気をくれる
“乳母車を押していると、まわりの方が声をかけてくれて楽しくお散歩ができます”―そんなお客様のお声をよく聞きます。
家の中で赤ちゃんと二人っきりで少し疲れたら乳母車でお出かけ。
一歩外へ出れば道行く人も自然に微笑みかけてくれて、育児ストレスの軽減にもなります。
たくさんの共有体験を
乳幼児期には、ママやパパと共有・共感しながら、子どもは学びを深めていきます。
まだ言葉を話せない赤ちゃんも、まわりの人たちの表情や声、過ぎゆく景色から、
赤ちゃんはたくさんのことを感じとっています。
同じものを見て指差したりしながら、たくさんお話をしましょう。
4. 良質なプロダクトであること
乳母車は、赤ちゃんとママとパパが毎日触れるプロダクトです。
そんな乳母車が良質であることは毎日の生活をよりよいものにしてくれます。
こだわりのバスケットと台車が組み合わさったプスプスは、東京乳母車が自信をもつ良質なプロダクトです。
美しい天然素材の籐(ラタン)
籐は表面がガラス質のために耐久性があり、その美しい質感から、古くより家具などに使われ、親しまれてきました。
通気性に優れている上、揺れや衝撃などから赤ちゃんをやさしく守ってくれます。
使い続けるうちに、ツヤのある飴色に変わっていくのも味わい深く、愛着が生まれていくでしょう。
高品質なインドネシア産バスケット
東京乳母車のバスケットは、籐の品質・量において世界一を誇るインドネシアで生産しています。
現地の職人によって一点一点ていねいに編まれたものを、日本で点検し、必要があれば修正しています。
25年来、現地の担当者と品質の維持・向上に勤めてきた結果として、今の製品があるのです。
安定かつ滑らかな走行
自動車の「4輪独立懸架」の技術にヒントを得て、赤ちゃんに振動が伝わりにくい分散緩衝機構を開発しました。
直径30cmの大きな車輪は、段差やでこぼこの道など様々なシーンに対応し、赤ちゃんの乗り心地とお母さんの押しやすさを両立させています。
乳母車は、道の小さな傾斜でハンドルを取られてしまわないようキャスターは採用せず、安全性を重視した構造です。
この特徴は、必ずしも使いやすいとは言えないかもしれません。
ベビーカーと比べて小回りが利かないため、お客様の反応も賛否が分かれるところです。
しかし駅のホームなど排水のために気付かない傾斜のある道は案外多く、勝手に動いてしまわないように4輪固定を採用しています。
使いやすく安全
踏むだけで簡単にロックと解除ができるブレーキで、運転のしやすさを改善しました。
また、発砲樹脂製のタイヤはパンクの心配がありません。