ヒストリー

 

わたしたちは、3人の子どもを乳母車で育てました。

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すでにベビーカーでの子育てが主流の中、昭和の古めかしい乳母車はとても目をひいていました。

好んで選んだものでしたが、最初は少し恥ずかしさもありました。
でも乳母車を押していると、道行く人たちがにこにこと中をのぞき込んで話しかけてくれるのです。
子どもたちも座って遊んだり、まわりときょろきょろ眺めたり、眠たくなったら寝ころんで……と、いつだって自由でご機嫌。
そんな幸せな育児経験をもとに、もっとおしゃれで使いやすい乳母車を作りたいと、開発をはじめて3年。
試作に試作を重ね、ようやく製品として出来上がったのがわたしたちの乳母車「プスプス」です。
以来30年以上、乳母車を通してお客様からのフィードバックを受け、現代の育児のありかたや、赤ちゃんと家族の関係をよりよいものにするために提案を続けています。